マダニ感染症
- 2025年8月21日
夏になると、マダニに刺された患者さんを診察する機会が増えます。皮膚科学会のHPに載っているマダニの写真を転載します。
マダニはピンセットで除去しますが、刺された部位は痛みや痒みなどの症状がないことがほとんどです。マダニのごく一部は、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染症の原因となる病原体を保有していることがありますが、その可能性は低いので過剰な心配は不要です。
マダニに刺された方の中で、まれに日本紅斑熱というリケッチア感染症を起こすことがあります。症状としては高熱が出て、全身に赤いぶつぶつが現れます。
治療としてはテトラサイクリン系の抗菌薬が効きますので、疑わしい症状の方がいらっしゃいましたらご受診ください。