日本臨床皮膚科医会は1989年に11月12日（いいひふ）を『皮膚の日』に制定しました。残念ながら世の中にはあまり浸透していないように思いますが、皮膚科医会の会員の1人として、私もクリニックの待合いにポスターを貼っております（下図は日本皮膚科学会HPより引用）。

今年のテーマは「長寿時代の皮膚活」です。ポスターは一人の女性の半生をイメージしており、美しく年を重ねる様子が表現されています。当院でもシミ治療にいらしたご高齢の女性に「いくつになっても、綺麗になるのは嬉しいことね。」とおっしゃっていただき、とても暖かい気持ちになれました。自分の顔は毎日鏡で見るものですので、気になっていたシミがなくなると嬉しいですし、逆に吹き出物が出来るとテンション下がりますよね。

皮膚は長い時間をともにするパートナーですので、『皮膚の日』が皮膚のことを少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。