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日焼け止めのお話|荒川区の皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科|西日暮里駅前すが皮膚科

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日焼け止めのお話|荒川区の皮膚科・小児皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科|西日暮里駅前すが皮膚科

日焼け止めのお話

  • 2023年8月9日

夏なので日焼け止めの話をしたいと思います。

日焼け止めのパッケージでよく見かけるSPF、PAという言葉が意味するものは何でしょうか?
SPF:Sun Protection Factor. UVBに対する防止効果を示すもの
PA:Protection Grade of UVA. UVAに対する防止効果を示すもの

SPF50とはUVBを1/50に抑えるという意味です。PAは1+から4+の4段階で表示され、+が多いほど防止力が高まります。お恥ずかしながら、私は皮膚科専門医の試験勉強をするまでは上記の正確な意味を知らなかったです。日常生活ではSPF20以上であれば十分です。海に行く場合などはSPF50以上、ウォータープルーフのものを使用すると良いでしょう。

よく飲む日焼け止めって効果ありますか?という質問をされます。飲む日焼け止めは抗酸化作用によって炎症を抑えることで日焼けを防止するものです。SPFで換算すると1.5-2.0くらいの効果です。単独では弱いですので塗る日焼け止めと併用して使用しましょう。汗や水でも流れ落ちないというメリットはあります。Amazonやドラッグストアで買えます。

日焼けに気を付けていたのに、シミが出来てしまったという方は涼しくなった頃にフォト治療やレーザー治療がお勧めです。気軽にご相談ください。